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装着者の体重を利用した空気式歩行支援シューズの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 高岩 昌弘  岡山大学, 大学院 自然科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要高齢者の歩行において躓きを能動的に予防する機能を備えたシューズを開発する。具体的には、立脚時に装着者の体重により足底部のフットポンプを踏むことで、空気の圧縮エネルギーを、コイルバネの位置エネルギーとして一旦蓄え、遊脚になる瞬間にコイルバネの復元力を利用して足関節部にモーメントを作用させ、爪先を上に持ち上げる動作を支援する。電気エネルギーを一切使用しないため、装置の簡易化や低コスト化が可能である。本研究では試作した支援機構を用いた支援性能の定量的検証と、フットポンプやパイロットバルブ等の空気圧駆動回路を完全に収納可能な靴底を作成した。本歩行支援シューズは、今後さらなる高齢化が予想されるわが国において、高い需要と大きな市場性が期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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