環境応用に向けたナノ構造制御による新規層状ハイドロタルサイトの高機能化
研究責任者 |
中平 敦 大阪府立大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 層状構造を有するユニークなハイドロタルサイトは、イオン交換能(カチオン及びアニオン交換能)を持ち、さらに炭酸イオンを取り込むため、CO2固定材としても有望であるが、水処理などへの実用に向け更なる特性向上が必要である。ハイドロタルサイトのホスト層のMg2+サイトとAl3+サイトに機能性元素を置換した新規ハイドロタルサイトを合成し、それらの構造および諸性質への影響を明らかにし、新規吸着材料などの環境応用に向けた展開の要素技術開発を進めた。特にナノ構造制御を行う事により、環境応用に向けたハイドロタルサイトの高機能化への見通しを得た。これら成果をベースに関係企業と連携を進め事業化を目指して進める。
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