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病原性PRRS ウイルスのタンパク質・翻訳後修飾プロファイリングおよび遺伝子変異の一斉分析法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 上家 潤一  麻布大学, 獣医学部, 講師
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究ではPRRSウイルスタンパク質Envelope glycoprotein (GP5)の定量および翻訳後修飾解析技術を開発した。大腸菌発現にてGP5タンパク質の安定同位体標識全長タンパク質を作成し、純度98%の精製タンパク質を1mg得ることに成功した。質量分析計を用いて安定同位体標識GP5を内部標準とする、定量限界1fmol、ダイナミックレンジ1×103の高感度定量法を開発した。開発した定量法でPRRSウイルスワクチン株に発現するGP5の定量に成功した。さらに、GP5の翻訳後修飾に関する知見を得た。本研究開発によって開発した定量法のウイルス解析への有効性が示された。本法を用いることで、特異抗体を用いずにウイルスタンパク質の定量が可能となる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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