1. 前のページに戻る

水熱爆砕と固体酸の併用によるバイオマスの高効率糖化技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 町田 洋  名古屋大学, 工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要申請者らは、糖化前処理として水熱爆砕技術の研究を進めてきた。水熱爆砕とは飽和水蒸気以上の熱水をバイオマスと接触させ、一気に大気に開放することでセルロース繊維をほぐし酵素糖化を促進させる手段のことである。これまでに他の水熱技術に対し優位性があり、爆砕後の試料は炭素系固体酸の糖化により酵素と同等の糖化が可能であること、さらに発酵阻害物質を吸着除去することが示された。本研究では課題となっている、糖化率の向上に目指し、過酸化水素を添加した試験を実施し、条件を探索することでスギの糖化率をこれまでの25%から約2倍となる48%に向上させた。また、固体酸の耐久性に関するデータを取得した。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst