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進行性前立腺がんの予後予測を目的とした一塩基多型セットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 土谷 順彦  秋田大学, 医学系研究科腎泌尿器科学講座, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要我々は、癌関連遺伝子SNPアレイを用いて生存期間に関わるSNPを同定し、進行性前立腺癌治療の個別化を図ることを目的として本研究を行った。骨転移を有する前立腺癌と診断された188例の患者を対象とし、408個の癌関連遺伝子における1421の SNPをタイピングすることによって癌特異的生存期間に関与するSNPをスクリーニングした。その結果、14個(6遺伝子)の生存期間に有意に関連するSNPを同定した(Tsuchiya N, et al., Genes & Cancer, 2013)。これらのSNPの臨床使用を目指し、外部コホートにおける検証を行う目的で国際共同臨床研究を計画した。現時点で韓国2施設を含む8施設から126例の症例が登録されており、SNPアレイを用いたジェノタイピングが進行中である(UMIN Trial ID: UMIN000009785)。観察期間終了時(5年後を予定)には進行性前立腺癌の予後に関与するSNPの検証結果が公表される見込みである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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