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表面性状の制御による安全・快適なペット共生型床材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松本 久美子  地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 森林研究本部林産試験場 技術部製品開発グループ, 研究主任
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要数種類のブラシを用いて浮造りを行い、異なる表面形状を有する床材の試験体を作製し、形状測定、すべり試験、べたつき係数の算出を行った。結果より、すべり抵抗係数(以下C.S.R・D')は、試験体表面の粗さ(以下Ra)に依存し、Raがある程度の値になると発現することが示された。一方、べたつき係数(以下Cs)についてはRaとの間に明確な相関は認められなかった。また、犬による傾斜法試験の結果より、当該研究で開発した床材は、すべりにくさについて、一定の効果が認められた。人による接触感の主観評価を行い、凹凸のある床材は、市販の床材とは異なる接触感を持ち、好ましいと評価する被験者層を有することが示された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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