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多孔質球状粒子を用いた太陽電池用低光反射超撥水膜の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 高橋 誠治  (財)ファインセラミックスセンター, 材料技術研究所, 主席研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要超撥水性と低光反射性の双方を有する材料を太陽電池表面に用いた場合、発電効率が向上するだけでなく、雨水や水滴が表面を転がり汚れを落とす自己洗浄効果を期待できる。申請者らは、多孔質球状シリカを骨材に用いる方法で既に超撥水膜を合成に成功している。この多孔質球状シリカの粒子は気孔率が高く、その粒子の屈折率はガラスと空気の中間の値となる。中間の屈折率の膜を制御よく合成できれば低反射膜(フレネルの式)を実現できる。本研究では、透明性多孔質球状粒子の合成方法の確立を行った。テトラエチルシリケートを用いたエマルション法により、透明多孔質粒子を合成可能とした。今後、膜化し、特性評価を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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