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新奇赤果肉リンゴ原因遺伝子の機能解析とDNAマーカによる効率的生産

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松本 省吾  名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要視覚的にカラフルで健康増進効果の見込まれる赤果肉リンゴから、果肉着色原因候補遺伝子MdMYB110a_JPの単離に成功した。本遺伝子は果肉着色開始期において果肉特異的に高発現しており、35S::MdMYB110a_JP導入リンゴ形質転換体の葉、茎が赤く着色した。また、転換体の葉において果肉と同じアントシアニン成分が同定されたことから、本遺伝子が新奇果肉着色遺伝子であることが示された。 本遺伝子のプロモーター領域を含むゲノム配列を解析し、エキソン1,2を含む構造遺伝子1.2 kb内に5ヶ所、プロモーター領域3.9 kb内に25ヶ所のSNPを見出した。機能性に関わる可能性のある領域内で見られたSNPを基にdCAPSマーカを作製し、赤果肉リンゴ選抜マーカとしての有効性を検証した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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