色覚異常者にやさしいユニバーサルデザイン1灯点滅式信号機の開発
研究責任者 |
落合 太郎 九州産業大学, 芸術学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 全国に300万人いるとされる色覚異常者にとって、信号灯が電球からLEDに変わって黄と赤の区別がより難しくなったと指摘されるようになり、有効な解決策が見つからないまま普及している現状がある。この問題に有効な赤信号灯をユニバーサルデザイン化する技術を開発し、既に国内外で特許を取得してCIE(国際照明委員会)やISOの国際基準となるべく、研究発表を戦略的に継続してきた。今回、新たに黄信号灯にもユニバーサルデザイン化する技術を開発し、並び位置で判別できない1灯点滅式信号機に対処できるように工夫した。これによって色覚異常者にとって最優先課題とされる1灯点滅信号機の実用化が完成した。
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