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木質バイオマスを用いた都市鉱山中のレアメタルの吸着回収システムの構築

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 宮内 俊幸  中部大学, 工学部 応用化学科, 講師
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究では、木質バイオマスを基体とするイオン交換体を合成し、廃電子基板中に含まれるレアメタルの回収を行ったものである。木質バイオマスは、スギおが屑を使用し、塩酸で前処理を行い、ポリアミン(TETA)を導入した。窒素含有量は8.2%であり、交換量は1.4meq/g-Rであった。このポリアミン型機能材料の王水溶液中でのレアメタルに対する分布係数を測定したとろ王水溶液中でも十分に吸着能を発揮した。さらに実サンプルへの応用として、廃電子機器の基板を王水溶液に溶解し、ポリアミン型機能材料を充填したカラムへ展開したところAu、RhおよびOsの回収を回収することができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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