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反応工学的モデルによる超音波ナノシート剥離分散プロセス開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 堀江 孝史  神戸大学, 工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要粒子状の無機層状化合物からナノサイズのフラグメントを製造するための超音波プロセス設計手法を取得することが目標である。プロセス設計において不可欠な分散速度式を、液透過率の経時変化に対して完全に相関する形で得ることができた。さらに、式に含まれる分散速度定数が、超音波出力に依存して大きく向上することがわかった。また、ループ型プロセスの実験では音圧分布の影響により、完全混合流れ反応器モデルの予測よりも、大きい分散速度を得ることができた。これまでは、超音波の物理的作用が強い低周波数(20kHz)で実験を行ってきたが、より高効率な超音波プロセス実現を目指して、周波数の影響や粒子濃度の影響を考慮した操作条件の探索が求められる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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