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新規マイクロ波高活性化固体触媒の開発と、海藻バイオマスからのラムノース製造への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 椿 俊太郎  高知大学, 教育研究部 総合科学系, 特任助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本課題では、大型緑藻類バイオマスに特異的な糖組成に着目し、マイクロ波照射法を用いることにより、迅速かつ環境に配慮した方法で大型緑藻類バイオマスを加水分解し、ラムノースやラムノオリゴ糖を得る触媒を開発した。ポリオキソキソメタレート錯体触媒(POM)は大型緑藻多糖の加水分解に対して硫酸や塩酸よりも高い活性を示した。続いて、POMをマイクロ波吸収性の固体材料(セラミクスおよび炭素材料)に担持して、マイクロ波エネルギーを吸収しかつ回収可能な固体触媒を調製した。特に活性炭担持型のPOMが水熱反応下においてマイクロ波吸収能が優れだけでなく、良好な酸触媒活性を示した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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