超小型・低消費電力カメラセンサノードの開発‐人に代わってあらゆる現象を監視する
研究責任者 |
熊木 武志 立命館大学, 理工学部 電子情報工学科, 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 超小型・低消費電力カメラセンサノードを開発するための重要な技術として、イメージセンサと赤外線センサを組合わせた間歇動作と取得画像のプライバシー情報保護を目標と定めた。センサノードの消費電力を抑えるために、赤外線センサによる物体検知時のみイメージセンサを動作させる仕組みを取り入れることで常時イメージセンサを動作させている場合と比較し、1/16の消費電力削減を実現した。また、取得画像内の顔を検出して、可逆マスクをかけるシステムを開発して展示会で発表を行った。今後はこれらの技術をまとめ、単体のセンサノードとして完成させるとともに赤外線によるイベント検知技術の更なる精度向上等が重要になってくると考えられる。
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