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シリコンフォトニクスを用いたデジタルコヒーレント光通信用波長可変レーザの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 北 智洋  東北大学, 工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要シリコンフォトニクスを用いて作製した超微細リング共振器波長可変フィルターと化合物半導体光増幅器を組み合わせることで、光通信におけるL帯をカバーする波長可変幅67.6 nm、最大光出力(チップアウト)42.2 mW、発振線幅100 kHz以下の特性を持つ波長可変レーザーの作製に成功した。本レーザーは、デジタルコヒーレント光通信局発光源としての使用に耐えうる性能を従来のシリカ系導波路を用いた同様の構造と比べて1/9のサイズで実現している。また、スループットの高いパッシブ実装技術であるフリップチップボンディングによって精度良く波長可変フィルターチップと半導体光増幅器を結合させることに成功し、本課題の目標は完全に達成することができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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