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共役拡張型ベンゾジチオフェン誘導体を用いた広波長吸収領域を有する有機太陽電池用材料の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大須賀 秀次  和歌山大学, システム工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要実用的な15%を超える発電効率を目指し、吸収末端が700nmを超える幅広い波長の光を強く吸収する安定な有機太陽電池用材料の開発が求められている。 そこで、アクセプター性の高いキノキサリンにベンゾ[1,2-b:4,3-b']ジチオフェンを縮環させたジチエノ[2,3-a:3',2'-c]フェナジン誘導体、ならびに2,3-ジシアノピラジン誘導体の合成方法を検討した。また、これらの化合物をアクセプターとして用いた有機半導体材料の設計・合成を行い、吸収スペクトルなどの物性を検討した。その結果、吸収末端が700nmを超える高分子が得られたが、これらを素子化した有機太陽電池の発電効率は低いものにとどまった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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