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光刺激の点滅への意識状態の制御による閉眼脳波の変化を用いた意思表示・計測システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 西藤 聖二  山口大学, 大学院理工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要閉眼状態で使用可能な脳波による意思表示・計測システムの開発を目的として、(1)意識集中に伴うSSVEP(同調脳波)の変化の再現性の検証、(2)脳波変化の検出に要する脳波データ長の短縮化の試み、(3)意思表示システムの試作と評価を行った(対象:21~23歳の健康男性18名)。(1) では意識集中時の脳波振幅の被験者平均は全試行で頭部全体(13部位)でリラックス時の試行平均よりも20%以上低い値となり、再現性が確認された。 (2)では複素復調法等により検出の高速化を図ったが、脳波の非定常性などのため、判別性能を維持した上でのデータの短縮化は困難であり、今後一層の検討を要する。(3)では意思表示を24回繰り返した時、被験者平均で80%の判別性能を得た。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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