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健康食品成分を利用した保存加工食品の害虫防除技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 手林 慎一  高知大学, 教育研究部自然科学系農学部門, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要貯蔵食品害虫の発生は我々にとって深刻な問題である。申請者らは健康食品成分Xに貯穀害虫の成長抑制活性を見出しため、この化合物X用いた貯穀害虫の加害を受け難い保存加工食品の確立を目標として研究を行った。その結果、化合物Xは主に小麦加工製品を加害する害虫に98-75%の高い成長阻害活性を示した。そこで加熱加工食品(クッキー)を作製すると、化合物Xは高い熱安定性・長期安定性を示し、実用可能であると判断された。さらに化合物X4%にD-プシコース2%を加用することで希少糖の使用量を25%削減しつつ同等以上の効果を示すことも発見した。即ち本品をそのまま実用に供することが出来るものと判断された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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