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正五角形を有する無痛性に優れた中空針の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 槌谷 和義  東海大学, 工学部精密機械工学科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要近年の健康志向などの高まりから、迅速に採血や薬剤の注入などが可能となる、痛みの少ないマイクロ針に対するニーズが高まっている。研究責任者は、内径25μm、外径50μmの極細管針を開発すると共に、生体適合性、痛み評価など客観的評価手法を進めてきた。本申請課題は痛み評価の視点から着想した五角形断面針に関するものである。本研究では、まず五角形断面針の機械的強度、痛み、生体適合性評価においては満足する結果となった。つぎに、五角形断面針創製の目的のため、 (1)無痛性が及ぶ針の生体接触面積を有し、(2)五角形より剛性は低いが穿刺に耐えられ、かつ創製しやすい四角形に注目し、創製を行った。同結果より、五角形断面針の創製に拡張可能であることが示唆された。今後は、異形状の断面に影響を与える装置形状の最適化を課題とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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