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体感温度測定手法の開発とコンテンツによる低減効果に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 伴野 明  東海大学, 情報通信学部情報メディア学科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要現在電力不足が問題となり、夏場の空調温度を28°Cに設定する節電対策が求められている。しかしこの温度は、湿度にもよるが快適とは言えない。そこで、所定温度の室内において形容詞群からなる感性評価語を用いて体感温度を推定する計算方法を提案すると共に、感性マルチメディアが体感温度に及ぼす影響を検討した。その結果、夏場及び冬場において、癒し系コンテンツ、又は、興奮系コンテンツを提示すると、利用者がコンテンツによって作り出される空間に臨場感を感じる場合には、体感温度を少なくとも1~2度程度変化させることができることを明らかにした。また、臨場感を高めるために有効と考えられる感性マルチメディアディスプレイ(KMMD)を用いて、体感温度を快適に設定するシステムを提案した。以上、予定通り達成できた。今後は、快適空間を生成するためのコンテンツの開発、同コンテンツを提示できるKMMDの開発を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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