害獣行動を逆利用する電気さく故障箇所検出技術のフィールド評価
研究責任者 |
小林 博樹 東京大学, 空間情報科学研究センター, その他
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 本研究計画は害獣行動を逆利用する電気さく故障箇所検出技術のフィールドでの有効性確認を目標とする。従来の電気さくで故障箇所検出は困難とされていた。ここでは、害獣行動を逆利用して故障個所を検出する技術を電気さくに実装することで解決を試みる。本研究開発では、浮遊静電容量特性を応用した野生生物の中近接距離検出・推定センサを搭載した電気さくを用いて、実際に生息する害獣を検出できた。つまり、これらの電気さくシステムを農作地で広域に展開することで、害獣の接近時情報を取得することで害獣が電気さく防御力の弱い箇所を探り特定し、事前通知が可能になる。
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