細胞動態制御型ナノダイヤモンドバイオプローブの開発
研究責任者 |
森田 将史 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 近年、臨床MRI装置の高磁場が進み、多様かつ正確な検査・診断が可能になってきており、分子標的療法や細胞治療法での分子・細胞機能評価法が、昨今重要になってきている。一方、これまでのMRI造影剤は、短期的な診断を目的とするものが多く、体外への迅速な排出を前提としており、今後、より長期間の機能評価に耐えうる特定の臓器細胞標的MRI造影剤の開発が急務である。そこで、本課題では、強固なダイヤモンド内部に常磁性金属を内在させ、さらに金ナノ粒子とのハイブリッド化により、臓器特異性を付与することを目指した。合成した金・ダイヤモンド、肝臓内の異なる細胞へ集積させることに成功した。今後は、今回隔離率したND粒子のハイブリッド化により、これまで難しかった長期間の細胞モニタリング技術への展開を目指す。
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