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焼却処分から脱却する水溶性切削油廃水の省エネ型処理システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 多川 正  香川高等専門学校, 建設環境工学科, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要研究協力いただいたアクトと、水溶性切削油廃水処理向けの自動運転が可能な循環型嫌気性DHS処理システムを計画・設計し、装置化を行った。試運転の結果、散水部分やポンプ、充填する担体との廃水との接触など、システムとして重要な設計ポイントが判明した。実工場より排出される水溶性切削油廃水の水質分析を実施した結果、CODcrで40,000mg/L以上の高濃度であったため、20倍に希釈を行い、24時間の連続処理実験を行った。その結果、植種汚泥として容易に入手可能な腐葉土を懸濁してスポンジ担体に散水処理するだけでCODcrの除去が発揮され、処理時間6日程度で十分な処理水質(CODcr<600mg/L以下)が得られ、最終的には12日間でCODcr 230mg/L、除去率89%が得られた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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