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平衡・運動機能に対する平衡代行システムの効果検証と実用化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山中 敏彰  奈良県立医科大学, 医学部, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要スポーツ分野におけるヒトの運動機能の向上を目的に、姿勢保持が重要となる弓道競技者に対して、本システムを用いたバランストレーニングを行うことにより、競技者の運動機能が高まり、弓道競技の上達ができるかを調査した。その結果、重心動揺と自覚的視性垂直位で表される平衡機能は、有意ではなかったが、トレーニングにより改善する傾向にあった。実際の行射的中率は、全平均で比べると有意な違いはなかったが、トレーニング前の的中率が50%以下である場合にはすべての競技者で改善が認められた。個人差が認められるも、経験が浅い習熟途上にある競技者にとっては、競技技術向上の可能性が示唆された。 今後、この成果を基盤にして、直線や回転の加速度を感知できるようにしてあらゆる運動に対応できるシステムを構築していくことを目標とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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