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一人1台方式で使用できる教育・学習教材としての近赤外分光器キットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 貝原 巳樹雄  一関工業高等専門学校, その他部局等, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要個人で利用出来るレベルの比較的低コストで携帯型の近赤外分光器が実現できれば、教育用としての利用拡大が期待できる。そこで、ノイズに隠れそうな微小な信号を抽出できるロックインアンプを、多段フィルターの増設によって改良した。また、試料測定で制約のある光透過方式から、光ファイバーを用いた反射方式とするため、小型の光チョッパーをモノクロメーター内部に設置した反射型分光器を開発した。サンプル測定の結果、定性的な知見の得られるスペクトルを取得する事ができた。装置構成もシンプルであり、教育用装置としての目標は達成できた。電子回路のプラットフォームとしてArduinoを使用し、初学者にとっても優しい教育キットであるが、本体原価は10万円を若干超える程度となった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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