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糖尿病の予防と治療を目指し新規標的膜輸送体を利用する食後高血糖抑制物質の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 加藤 将夫  金沢大学, 医薬保健研究域薬学系, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要申請者は、高投与量グルコース摂取時の血糖値上昇を抑制する働きを持つ膜輸送体を見出した。本研究は当該膜輸送体の活性を促進する物質を探索することで、食後高血糖抑制物質を見出し、動物でその効果を実証することを目標とした。当該膜輸送体遺伝子導入細胞等を用い化合物スクリーニングを行ったものの、輸送促進活性を持つ物質の解明には至らなかった。その原因として当該膜輸送体による排出輸送を直接評価できていなかったこと、当初の仮説以外の作用機序による血糖上昇抑制の可能性を考え、今後の展開として、ウィルスベクターを用いた膜小胞輸送評価系を確立するとともに、グルコース代謝物の輸送による血糖上昇抑制の可能性を検証する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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