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抗体医薬品の抗体定常領域の迅速な改変方法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 太田 邦史  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本課題では、抗体の定常領域を、従来法よりも遥かに簡便かつ迅速に、任意の配列に改変することができるCre-Inシステムを利用して、酵素融合抗体などの高付加価値な抗体の作製を目指した。その結果、二重特異性抗体の作製は未達であるが、他の研究目標は概ね達成した。具体的には、高ADCC活性抗体の特徴を持った変異型抗体のスクリーニング系の確立および取得に成功し、今後、各候補抗体のADCC活性について直接的な証拠を得る予定である。また、ルシフェラーゼや蛍光タンパク質を融合した抗体の精製および実用化に成功した。さらに、モノクローナル抗体から得た塩基配列情報を元に一本鎖抗体を設計した。今後、一本鎖抗体を他のモノクローナル抗体に融合し、二重特異性抗体を作製する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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