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患者の意思伝達を支援する口の動きを利用したインターフェイスの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 齊藤 剛史  九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究開発課題では、患者の意思伝達を支援する口の動きを利用したインターフェイスの開発に取り組むことを目的とする。発話時の口の形は母音に依存し、映像情報のみから子音を認識することは難しい。そこで本課題では、母音認識にとどめ、発話内容の母音並びを推定する。一方、母音並びコーパスを構築する。認識された母音並びよりコーパス内から候補テキストを複数表示し、ユーザがテキストを選択することにより音声を出力する新規のインターフェイスを実現する。文章発話シーンに対して母音認識を試みた結果、平均認識率は約70%であった。母音認識精度が低く、精度向上が難しいため研究開発実施期間内にインターフェイスの開発に至らなかった。今後は母音認識精度の向上を目指し、インターフェイスの開発に取り組む。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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