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D-タガトースの口腔内細菌に対する作用の研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小川 尊明  香川大学, 医学部歯科口腔外科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要我々は、D-タガトースをはじめとする一部の希少糖が、口腔内常在性菌のStreptococcus mutans (以下S. mutansと略)に対する増殖抑制の結果を得ていた。本研究では、S. mutansに対するD-タガトースの効果を検証するために、う蝕発生の因子となる細菌増殖、酸産生、不溶性グルカン産生を測定した。D-タガトースがS. mutansの増殖、酸およびグルカン産生を抑制したが、キシリトールと比較すると、その効果は小さく、ばらつきがあった。しかしD-タガトースとキシリトールを併用すると低濃度でもS. mutansを抑制することを証明した。今後はD-タガトースを利用したガムを作成し、口腔内細菌の変化を測定する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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