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リグニン由来分子2-ピロン-4,6-ジカルボン酸を用いた高電導性繊維状フィルムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 緒方 啓典  法政大学, 生命科学部, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要樹木構成成分であるリグニンの中間代謝物である2-pyrone-4,6-dicarboxylic acid(PDC)を電子受容体として用いて、新規高伝導性電荷移動錯体(電荷移動塩)の開発を行い、その電子物性および結晶構造を明らかにした。さらに、直径数μmおよび数十nmを有する繊維状結晶の選択的作製技術・直径制御技術の開発を行った。さらに同繊維状結晶を用いて、導電性高分子PEDOT:PSSをコートした導電性繊維薄膜の作製を行い、透過率とシート抵抗の関係について調べた。その結果、同繊維薄膜がPEDOT:PSS膜の透明電極としての性能向上に寄与する可能性を明らかにした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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