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末梢血由来DNAのメチル化解析による精神疾患の診断法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 森信 繁  広島大学, 大学院・医歯薬保健学研究院, 特任教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要脳由来神経栄養因子(BDNF)遺伝子の、エクソンI上流のプロモーター領域にあるCpG island のシトシン・メチル化率を、MassARRAY(r)(SEQENOM)を用いて我々が考案した解析法にて計測し、うつ病及び統合失調症の診断バイオマーカーの開発を行った。メチル化率のクラスター解析の結果、BDNF遺伝子のメチル化プロフィールは、うつ病群・統合失調症群・健康者群を100%の感度で分類でき、上記精神疾患の診断バイオマーカーとなりえる事が分かった。今後は今回メチル化を解析した29箇所のCpGの中で、バイオマーカーとしてクリティカルな部位の同定を行い、臨床検査レベルで行える簡便な解析法の開発が必要と思われる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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