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重水と水素ガスによるマージナル肝グラフトの修復

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 深井 原  北海道大学, 北海道大学病院, 医員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要UW液による単純冷保存を陵駕する臓器保存法を見出すために、ラット肝冷保存し、単離肝灌流装置で再灌流した。重水含有新規臓器保存液による各種の冷保存法はUW液による単純冷保存法を陵駕するグラフト保護効果であることが、門脈抵抗の減弱、胆汁産生量、酸素消費率から明らかになった。心停止肝グラフトを通常の冷保存法で保存すると、肝細胞による胆汁の生合成、細胆管から総胆管への胆汁排出という複合的な肝機能は完全に廃絶し、一滴の胆汁も排出されなかったが、今回検討した条件で処置することにより、機能を維持できることが示された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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