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非破壊検査や核セキュリティー等への応用を目指した中性子イメージング用数十マイクロメートル高空間分解能シンチレータカメラの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 二見 能資  東北大学, 金属材料研究所, 研究員
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要新規中性子イメージング用シンチレータ素子として、LiF相を含む2種類以上の結晶相からなるフッ化物共晶体シンチレータの開発を行った。この結果、LiF-MgF2-CaF2からなるロット状の微細構造を有する三元共晶体(Eu 0.5%添加)の作製にマイクロ引き下げ法を用いて成功した。この共晶体の発光特性は、発光量8,000 光子/n(目標値:2,000光子/n以上)、蛍光減衰時間0.6マイクロ秒(目標値:1ミリ秒以下)であり、潮解性も無く、目標を達成するものであった。今後は実用化を目指してこの共晶体の大型化等に取り組む。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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