野菜生産用高光量子束密度・低価格オリジナルLED光源の開発
研究責任者 |
伊藤 善一 明治大学, 農学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 完全人工光型植物工場で実用可能な、低価格で高い光合成有効光量子束密度(PPFD)を得られる野菜生産用オリジナルLED光源の開発を行った。光量、寿命、消費電力、価格等の観点から総合的に評価して、野菜生産に最適な白色LED光源を開発することに成功した。本光源は、白色LEDチップのみを用いたことが最大の特徴であり、栽培実験の結果、ベビーリーフ等の野菜と各種植物苗の生産に最適な光源であることが明らかとなった。 本課題における研究開発において、目標を大きく上回る成果を得られたものと考えている。目標とした野菜生産用LED光源を開発することに成功し、さらには研究期間内に、産学共同の具体的な研究開発を進めることができた。引き続き本テーマの研究と、産学共同の技術開発を進めていく予定である。
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