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大腸癌・食道癌ハイリスク患者のスコア化による検出法の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 杉町 圭史  九州大学, 大学病院, その他
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究の目標は、消化器がん(大腸癌、食道癌)について発癌関連遺伝子多型の結果と生活習慣のアンケートをもとに大規模統計解析によって発癌関連因子をスコア化し、発癌のリスク評価しシステムを構築することである。我々は、先行研究によって集積した大腸癌患者と非癌健常者の3610名の血液から発癌関連遺伝子多型解析し、さらに生活習慣に関するアンケートを統計学的に解析した。疎超平面学習手法を用いて3610人の患者のデータを特徴ベクトル化し5回の交差検定を行うことにより、369個の特徴から13個の重みをもつ特徴を抽出することができた。次に、発癌リスク評価アンケートを作成するために369個の特徴の分類をすべて見直し作業を完了した。現在最終的なアンケート作成のための解析中である。本研究期間内に発癌リスクアンケート完成まで至らなかったが早期に作成する予定である。今後は実際の患者で前向き研究を展開するが大腸内視鏡のフォローなどを考慮すると5年単位の時間を要すると思われる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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