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ユニバーサルな分子ラジカルビーム発生装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 古屋 謙治  九州大学, 基幹教育院, 教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本課題を実現するため、実施期間内において次の項目、(1)同位体分離された7Li+イオン源の開発、(2)Li+イオン源の大強度化、(3)低真空中でのLi+イオン発生と高真空領域への注入、について順に取り組んだ。(1)については比較的安価な同位体分離された7LiOH・H2OとSiO2、Al2O3からユークリプタイトを合成し、これをイオン源として用いることで少なくとも数時間に渡り安定した7Li+イオンビームを得ることに成功した。(2)については高真空下において2段の差動排気用アパチャを通過した後でも十分量(> 1010個/s)のLi+イオンを得ることに成功した。(3)では低真空領域内において1012個/s程度のLi+イオンを発生させることに成功したが、高真空領域へLi+イオンを導く段階において大きな困難を伴った。最終的にこの困難の原因は判明し、今後改良すべき点が明確になった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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