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ホモ接合型OLED素子の開発とPM-OLEDディスプレイの高輝度化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 皆川 正寛  長岡工業高等専門学校, その他部局等, 准教授
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要薄型、高コントラストといった特長を持つ有機EL(以下、OLED)素子。屋外での使用を想定した場合、さらなる高輝度化が不可欠である。しかし、OLEDには高電流で駆動すると発光効率が低下する(rolloff特性)といった課題が残されている。本申請課題では、このrolloff特性を改善するために、 1.素子内部に電荷が蓄積しない(エネルギー準位差のない)素子 2.素子への電荷注入バランスを制御できる素子 という2つのコンセプトに基づいたホモ接合型OLED素子の検討を行った。 従来素子の1,000mA/cm2時の効率は発光開始時の初期効率に対し76%まで低下した。これに対し、ホモ接合型OLEDでは発光効率の低下はほぼ見られず、rolloff特性は大幅に改善された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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