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超音波リニアモータを用いた自在曲面装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 鈴木 厚行  徳山工業高等専門学校, 機械電気工学科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要褥瘡(床ずれ)の予防には体圧を低く保つ必要がある。そこで、自己保持力があり、電磁波の発生が少なく、静粛な超音波リニアモータを複数個配置し、体圧を感知した箇所を凹ませることで体圧を分散させる方式の自在曲面ベッドを考案した。試作した超音波リニアモータの負荷特性を測定した結果、最大推力 50.4 N・最大上昇速度 320 mm/sが得られ、先の研究で試作した超音波リニアモータより性能が向上した。2本の振動子を「レ」型に結合していることが開発した超音波振動子の特徴である。また、試作した超音波リニアモータの騒音レベル・電磁波レベルを測定した。当初の予定では体圧分散ベッドを試作する予定であったが、完成には至らなかった。今後は実際にベッドとして組み立て、体圧分散効果を確かめたい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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