光通信デバイスによる燃焼炉の高効率制御のための高速ガス計測システムの開発
研究責任者 |
由井 四海 富山高等専門学校, 専攻科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2013
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概要 | 光源として、光通信用DFBレーザーとPPLNモジュールを組み合わせ、760nmの第二高調波光を酸素の吸収測定に用いる測定システムを構築した。複数の吸収線の中から、レーザーの電流と温度、非線形素子の温度、吸収線の強度を考慮した結果760.445nmの吸収線が適していることがわかった。また、光路長20cmで大気圧下の酸素ガスを測定し、濃度約0.5%(光学的厚さ1.2e-4相当)まで測定が可能であることが確認され、その過程において変調条件についても検討を行った。測定応答性についてもリアルタイム測定ができることがわかった。さらに、これらの結果を元に大気環境計測分野のガス種での検出感度について調査を行った。
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