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トレハロース表面固定化による落雪促進表面の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 福田 知博  富山高等専門学校, 物質化学工学科, 助教
研究期間 (年度) 2012 – 2013
概要本研究は、冬季の湿雪降雪時に顕著な除去効果を発揮する表面を、高保水性かつ非凍結性のトレハロース固定化膜の調製により達成することを目的とした。現在までにモノメリック又はポリメリックな糖固定化表面調製法が確立された一方、確立が遅れたことにより調製膜の表面解析および着落雪挙動の測定解析は、一部のみの実施となった。しかしながら、水滴接触角や転落角の測定及び模擬雪の転落角測定評価から、モノメリックなトレハロース固定化表面で、着落雪挙動に対する一定の効果が確認された。今後は、未だ解析実施していない種々の表面による着落雪挙動評価や冬季屋外曝露実証試験を行い、目的に対して調製表面を最適化することで技術移転が達成できると考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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