有機薄膜太陽電池の結晶性理想構造の共蒸発分子誘起結晶化法による実現と高効率化
研究代表者 |
嘉治 寿彦 自然科学研究機構, 分子科学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2012 – 2015
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概要 | ペンキの原料などを精製した有機半導体は、結晶にすると高い電荷移動度と理想的な半導体特性を示す潜在能力があります。この潜在能力を、複雑な構造が必要な有機薄膜太陽電池で制限なく発揮させることで単結晶シリコン太陽電池に匹敵する高効率を目指します。この目標に必要なnm~μmスケールの結晶性の入れ子構造の作製技術を、私たちが開発した真空蒸着時に液体分子を導入する共蒸発分子誘起結晶化法を活用して確立します。
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研究領域 | 太陽電池および太陽エネルギー利用システム |