集水域に着目した放射線の自然浄化モニタリングシステムの開発
体系的番号 |
JPMJSN12A5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN12A5 |
研究責任者 |
兼松 泰男 大阪大学, 産学連携本部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2012 – 2014
|
概要 | 福島県において、放射線量の自然浄化作用(自然崩壊、森林の枝葉の脱落、腐敗と雨による河川への流出、移動)を調査しておくことは今後の放射線濃度の変化を把握するために重要です。本課題では、集水域の川底放射線量を計測するため、橋梁から垂下して利用するタイプのセシウムカウンターを開発し、阿武隈川流域の橋梁30箇所以上で継続的に測定を行います。これにより、自然浄化作用のモニタリングを行い、長期的な放射線濃度の推移を明らかにできるモニタリングシステムを構築することを目指します。
|