燃料電池内の水生成・移動現象のNMR 計測技術の開発
体系的番号 |
JPMJSN12BK |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN12BK |
研究責任者 |
小川 邦康 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2014
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概要 | 燃料電池の触媒表面から生成する水がガス拡散層(GDL:Gas Diffusion Layer)を抜け、ガス流路を通って排出されるまでの水の動的挙動を計測する技術を開発します。実寸法に近い燃料電池内に小型NMR コイルを挿入し、発電電流分布の計測から生成水の空間分布を求め、発電時の高分子膜内の含水量、GDL表面およびガス流路内を通り抜ける水を計測し、3次元的な水移動を把握します。水移動の可視化がGDLおよび流路設計に役立ち、高密度発電の維持と開発費の削減が期待されます。
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