反応内蔵チップによる小型遺伝子定量装置の実用化開発
体系的番号 |
JPMJSN12C4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN12C4 |
企業責任者 |
システム・インスツルメンツ(株)
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研究期間 (年度) |
2012 – 2014
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概要 | 本課題では、PCR法にて増幅し2本鎖DNA を配列特異的に認識するZnフィンガータンパク質を用いることにより、有害微生物の大腸菌0157、サルモネラ、ノロウィルスなどの特定検出と定量が可能な小型遺伝子定量装置の開発を目指します。小型化と産業廃棄物削減のため、ピペットチップの中に、標的2本鎖DNAを認識する粒子を固定化した反応板を組み込んだ反応内蔵チップを新規開発し、反応・検出等すべての工程をこのチップ内で自動的に行うことができるようにします。本装置は世界に類のないオールインワン小型遺伝子定量装置であり、食品検査機関、食品製造・加工工場、医療・診断機関、介護施設などでの利用が期待されます。
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