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環境因子の影響理解に基づいたアジア地区における構造材料の腐食マッピング

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 国際科学技術共同研究推進事業 SICORP e-ASIA JRP

研究代表者

篠原 正  独立行政法人物質・材料研究機構, 材料信頼性評価ユニット, グループリーダー

研究期間 (年度) 2012 – 2015
概要本研究は、構造用金属材料の大気による腐食(大気腐食)に関連する環境因子(付着物の量や雨水中のイオン濃度など)や気象因子について、各国で測定しデータベース化することによって、金属材料の腐食に関わる因子をマップ化するとともに、それらを総合して、アジア地区に適した環境腐食性区分法の規格化を目指す。 具体的には、各国で構造用金属材料の環境暴露試験と併せて環境因子および気象因子の実時間測定を実施するとともに、日本側は新規大気腐食センサーの開発とその評価法の確立を担当し、タイ側およびベトナム側は大気腐食センサー出力を含む暴露試験解析結果から両国、アジア地区の腐食性に特有な環境因子・気象因子の抽出とそのデータベース化を担当する。 各国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、「アジア地区の大気腐食データベース」や「腐食マップ」が効率的に確立され、それらを総合して、アジア地区に適した環境腐食性区分法の規格化が期待される。
研究領域ナノテクノロジー・材料

報告書

(2件)
  • 2015 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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