バイオアプリケーションに向けた低磁場MRI技術および磁気微粒子イメージング技術の開発
研究代表者 |
田中 三郎 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
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研究期間 (年度) |
2012 – 2015
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概要 | ナノ磁気微粒子は造影剤やドラッグデリバリに使用されており、それらのイメージング技術は極めて重要である。本研究は最新のセンサ技術を応用した超低磁場MRI(核磁気共鳴像)技術とMPI(Magnetic Particle Imaging)技術を組み合わせて、高感度でナノ磁気微粒子のイメージングを行うことを目的とする。 具体的には主に日本側はシステム構築よびアルゴリズム開発を行い、台湾側はFe3O4等、ナノ磁気微粒子の合成を得意としているのでこれを担当すると共にシステム構築を行う。アルゴリズムは日本側より適宜供与し、データの比較検討を行う。 双方の研究チームが相互補完的に取り組むことで動物やヒト体内のナノ磁気微粒子の手術中の簡易イメージングが可能となり、高齢化社会でのQOL(Quality of Life: 生活の質)の向上に寄与することが期待される。
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研究領域 | バイオエレクトロニクス |