視覚的注意の計算論モデルによるマイクロサッカードの解明
研究代表者 |
吉田 正俊 自然科学研究機構, 生理学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2013 – 2014
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研究課題ステータス |
移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
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概要 | 本研究は、視覚的注意の計算論モデルを用いて、どのような視覚特徴(色、傾き、動きなど)がマイクロサッカードに影響を及ぼすかを定量的に明らかにすることを目的とする。具体的には、日本側はマイクロサッカードへの視覚的注意の影響が、第一次視覚野の損傷によってどう変わるかを検証する。ドイツ側はサルでの眼球運動を記録し、中脳での神経活動記録と照らし合わせることによって視覚的注意の計算論モデルの有用性を検証する。本研究は実験と計算論の両方を行う新世代のシステム神経科学者が、お互いの経験とスキルを相補的に組み合わせる点に特色がある。
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研究領域 | 計算論的神経科学 |