研究代表者 |
森田 賢治 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 講師
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研究期間 (年度) |
2013 – 2014
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研究課題ステータス |
移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
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概要 | 成功や失敗の経験に基づく学習において重要な意味を持つと考えられる価値の予測誤差が、中脳のドーパミン細胞の活動によって表されていることが示唆されている。本研究は、そうした活動がいかにして生じ、学習過程でいかなる役割を果たすかを、大脳皮質・基底核の解剖・生理データを踏まえた神経回路の数理モデリングにより探求することを目的とする。具体的には、日本側はデータの解析・収集とモデルへの実装およびモデルの解析を行い、ドイツ側は大規模モデルの開発・シミュレーションおよび技術開発を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、試行錯誤による学習の脳神経機構の解明に貢献すると同時に、将来的に教育、医療、工学への応用につながることが期待される。
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研究領域 | 計算論的神経科学 |