マイルド熱分解とエクセルギー再生に基づく低品位炭有効利用プロセスの開発
研究代表者 |
堤 敦司 東京大学, 生産技術研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2013 – 2015
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概要 | 本研究の目的は、低品位炭から、水素やオイルなどの燃料、高付加価値化学品および炭素材料を製造する革新的なクリーンコールテクロノジーを開発することである。日本側は主に高効率なエネルギー変換・分離プロセスの設計、より多くの水素・燃料油を得るエクセルギ―再生型熱分解・ガス化の基礎研究および高性能触媒の開発を行う。中国側は主に新規ガス・燃料油生産実証実験、タール高効率分離による高付加価値化学品の製造およびタールの改質による高品質燃料の製造などを行う。双方の研究チームが相互補完的に取り組むことにより、低品位炭のマイルド熱分解機構の解明、エネルギー・化学品の併産と省エネープロセスの最適化に貢献することが期待される。
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研究領域 | エネルギー利用の高効率化 |