研究責任者 |
石川 孝司 名古屋大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 異種金属の接合に関して、申請者らが開発した冷間鍛造を利用したスポット接合法により軽量化効果が高い高張力鋼板と高強度アルミニウム合金板のハイブリッド継手の接合に成功した。現段階で綱母材破断が発生する実用十分な接合強度が得られており、実用プロセスたり得るとの判断を下した。有限要素解析による変形と応力おn可視化により、界面での摩擦仕事量と真実接触面積に関する2パラメータが接合可否基準となり得ることを見出し、接合支配因子の解明および工法最適化の見通しが立った。当初の目標を100%達成したので、既に出願済みの特許に加え、新規特許出願の検討に入っており、今後は本接合法の最適化と適用拡大、実用化検討に移行する。この成果によりモビリティ車体設計における安全性と軽量化の両立。最適化が高い自由度の元で実現できるようになり、COI STREAMビジョンのなかのモビリティ超軽量化技術に貢献する。
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