ハイブリッド活性ペプチド合剤による脳梗塞治療薬開発
研究責任者 |
植田 弘師 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 脳保護分子プロサイモシンアルファ(ProTa)の、神経保護作用と神経免疫賦活化作用を担う機能性アミノ酸配列を同定し、ペプチド製剤として脳梗塞予防・治療薬に資することを目的とした。ProTa全長をフラグメント化したペプチドを合成し神経保護活性について評価したところ、虚血病態に対し予防と治療のハイブリッド活性を保持するペプチドと、神経免疫賦活化作用による予防作用のみ示すペプチドをそれぞれ1つ見出すことに成功した。今後は、神経免疫賦活化作用を有する神経疾患の予防薬、という新たなコンセプトのもと、更なる高活性化や、全身投与でも安定性を示すようにシーズの改良を試みつつ、知財の確保を優先的に進める。
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